身近にいる生きものシリーズ。まずはご近所の猫から。
地域猫の皆さん
イタリアには「市に届け出を出されたコロニーの猫を移動してはいけない」という法律があるそう。
去勢手術をするなどの条件を満たした場合、地域猫の居住権を認めているんですよね。
色々問題はありますが、動物には優しいイタリア。

愛犬と散歩中だったのですごく警戒する猫さんたち
我が家のあるゲーテッドコミュニティ内にも登録された猫のコロニーがあります。
そして、猫派と反猫派の住民も。
といっても、住民のほとんどは猫のことを全く気にかけていないのですが(ある意味猫派)、ごく少数の反猫派がおりまして...。
反猫派は、猫が嫌いというわけではなくて、上品なコミュニティにして、資産価値を高めたいそう。猫以外についても、そうした方向に動いています。
それに対し、猫派の皆さんは「そもそも人間が身勝手に捨てたのだから」と去勢手術をして猫を見守っています。
それに「ここは田舎で土地もたっぷり余っている」という考え。
そんなある日、大変な出来事が!
猫がいなくなった!!
総勢18匹ほどいた地域猫たちの内12匹が行方不明になりました。
いくら地域猫として人に慣れている猫とはいえ、簡単につかまるものでもないはず...
とはいえ、
反猫派のしわざか...
と、猫派の皆さんの心はざわついていました。
そしてしばらくして、消えた猫さんのうち、一匹の亡骸が垣根の中で見つかり。。。
(T-T)
お医者に診てもらったものの、自然死だったのかそうでないのかは、時間が経ちすぎていたため分からないとのことでした。

ご飯待ちの地域猫さん(猫派の方がご飯をあげています)
猫が帰ってきた!!
それから1か月が経ち...最終的に、ほとんどの猫が戻ってきました!
猫さんの世話をしている人が言うには、行方が分からなくなってから1ヶ月以上が経った頃に、1匹2匹と次々戻ってきたのだそう。
12匹全部が一斉に旅に出るとも考えにくく、
おそらく、どこか遠くに連れていかれ、捨てられたのではないか、
とおっしゃっていました。
よくぞ戻ってきた!!!!
でも、かなりもやもやします...
この出来事はロックダウンされた3月頃の話だったでしょうか。
いま猫たちはは穏やかに過ごしておりますが...油断ならない感じです。
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